第36回日本感覚統合学会研究大会in 奈良

The 36th Japanese Academy of Sensory Integration Congress in Nara

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特別講演・特別企画

特別講演

『脳の意味論』

池谷 裕二 氏(東京大学大学院薬学系研究科)

メイン会場(国際ホール)2日目 13:30〜15:30

脳には気軽に想像しただけでは到達できない深い世界があります。無意識の世界です。脳はその多くの情報処理プロセスを無意識のうちに行っています。脳は全身で感知した情報を用いて、この世界を懸命に理解し、相互作用しようと努めています。その実体とは一体なんでしょうか。当日は最新の脳研究の知見を紹介しながら、脳について私なりの解釈を紹介します。脳は何を目的として存在しているのでしょうか。脳が感じている世界とは一体何でしょうか。地球に生命が存在し、ここまで進化してきた理由はなんでしょうか。宇宙はなぜ人類を生み出したのでしょうか。そんなことを中心にあれこれ考えてみたいと思います。おそらく皆さんの想像とは異なる論点に着地することになるでしょう。キーワードは次の和歌です。

世の中は 夢か現か 現とも 夢とも知らず ありてなければ

(古今和歌集・巻第十八・詠み人知らず)

著書:
  • 「パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学」

    単著 クレヨンハウス 2017年

  • 「できない脳ほど自信過剰」

    単著 朝日新聞出版社 2017年

  • 「脳はなにげに不公平 パテカトルの万能薬」

    単著 朝日新聞出版社 2016年

  • 「自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 ― 本当の自分を知る練習問題80」

    単著 講談社ブルーバックス 2016年

他多数

特別企画

『人と関わることと感覚統合』

小松 則登 氏(愛知県心身障害者コロニー中央病院)

メイン会場(国際ホール)1日目 10:45〜12:15

私は”いち”作業療法士ですのでそれ以上でもそれ以下でもありません。近年、「個別セラピィなどいらない」という専門職の方がおられますが、私は「セラピスト」なので40分のセッションを汗かきながらやっていこう!と日々、シンプルに思っています。そして淡々と熱く!そして 厚く!おこさんと対峙することが私の仕事です。今回は他者とのコミュニケ-ションが発達課題となるおこさんにご協力いただき、そのセッションのリ-ズニングについてお話します。私はおこさんとガチで対峙する個別セラピーは、セラピストすべての「原点」になると思っています!でも”鹿”し、個別セラピー以外のお仕事をされている方も会場に是非!お足を運んでいただきたいです!

『読み書きと感覚統合』

加藤 寿宏 氏(京都大学大学院医学研究科)

メイン会場(国際ホール)1日目 14:00〜15:30

約5千年前に文字は誕生しました。大昔のようですが人(ホモサピエンス)の歴史からみれば、最近の出来事で、人の一生を80年とすれば、78歳の時に文字を獲得した計算になります。長い時間をかけ獲得した文字を、日本では6歳から学びはじめ、文字が読めること、書けることを前提にして教育は行われています。

Ayresは、読み書きが難しい子どもに対する、点と点をつなぐ、模写、パズル等の画一的でパターン化された机上の学習活動を主とした、知覚・認知レベルのアプローチに疑問を持ちました。高次な神経機能を支える基盤としての感覚統合理論・療法の誕生のきっかけです。それから70年、「学びたい」という内的欲求を充足することが難しい子どもに対し、感覚統合理論・療法がどのような支援ができるようになったのか、考えてみたいと思います。

『成人期の生活・仕事と感覚統合』

岩永竜一郎 氏(長崎大学生命医科学域)

メイン会場(国際ホール)1日目 15:40〜17:10

成人期の発達障害者の支援において、感覚統合障害はコミュニケーションや対人関係の問題に比べると注目されにくいかもしれませんが、就労や生活において、その障害は大きな困難を引き起こすことがあります。

そのため、支援者は成人発達障害者のジョブマッチングや生活面の工夫などの支援において、感覚統合機能のアセスメントをする必要があります。

感覚統合理論は、感覚過敏への配慮、センソリーダイエット、不器用への配慮など、成人期の発達障害者の生活を改善するためにも役立つことが多くあります。

本講演では、成人期の支援における感覚統合の考え方の導入の仕方をお伝えしたいと思います。

『遊ぶことと感覚統合』

太田 篤志 氏(株式会社アニマシオン プレイジム)

メイン会場(国際ホール)2日目 11:00〜12:30

私たちが感覚統合療法の視点を持つことで、ユニークな感覚特性をもつ子どもたちにとって大切な遊びを発見することができますし、彼らが携わっている独特の遊びの価値に気づくことができます。感覚統合療法の実践は、感覚に価値を置く人々の遊びの可能性を広げたと言えるでしょう。一方で、感覚統合療法では、“遊び“を療法の手段として用いています。しかし遊びは、不器用さの改善など、なにかの効果を得るための手段にすぎないのでしょうか。障害の有無に関わらず子どもたち、そして私たち大人も遊ぶ権利を持っています。

「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子どもの声聞けば わが身さへこそ動がるれ」(梁塵秘抄より)

本講演では、人間にとって大切な”遊び“が充実していくことと感覚統合療法の関係について考えてみたいと思います。

演題発表・展示

演題発表(口述発表・ポスター発表)

会員の方々から、日々の実践や研究成果について、口述またはポスターいずれかの形式で発表していただきます。日々の成果について、是非お聞かせください。

口述発表

メイン会場(国際ホール)
1日目 10:00〜10:40/2日目 ① 9:20〜10:00 ②10:10〜10:50

口述発表は座長を立てて行います。1演題につき発表7分、質疑応答3分です。
スペシャルセッション(※)に限り、発表10分、質疑応答5分です。

ポスター発表

第3会議室
1日目 10:00〜10:40/2日目 9:20〜10:00

ポスター発表は座長を立てて行います。発表7分、質疑応答3分です。
ポスターのサイズは、高さ180㎝、幅90㎝です。

※スペシャルセッションについて

全応募演題の中から優秀な演題を選び、スペシャルセッションとして発表して頂きます。選考は大会実行委員で行います。ポスター発表でご登録頂いた場合も、実行委員から口述でのスペシャル発表をお願いする場合がございます。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

感覚統合掲示板

会員および会員以外の方々から、感覚統合の視点を取り入れた掲示物を募集いたします。

内容の詳細と応募方法につきましては5月ごろに掲載いたします。

機器展示・書籍販売

小ホール/国際ホール 1日目・2日目

感覚統合の遊具や機器、玩具、支援グッズなどを展示いたします。今大会ではMade in 奈良の遊具、玩具、教材の展示ブースを設けます。発達障がいに関する書籍販売も行います。

『しかとあゆむだいぶつくん』

SI奈良大会イメージキャラクター

レセプション

レセプションのお知らせ

日 時
平成30年11月3日(祝) 18:30~20:30
会 場
ホテル日航奈良(奈良市三条本町8番1号)
JR奈良駅西口より直結 近鉄奈良駅・新大宮駅より徒歩12分
参加費
7,000円

開催会場

奈良県文化会館

〒630-8213
奈良県奈良市登大路町6−2
(近鉄奈良駅より徒歩5分)

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事務局

第36回日本感覚統合学会研究大会事務局

〒636-0815
奈良県生駒郡三郷町勢野北4丁目13番1号
ハートランドしぎさん
子どもと大人の発達センター

第36回日本感覚統合学会研究大会事務局
伊藤 優

E-mail:nara.taikai.2018@gmail.com

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