第36回日本感覚統合学会研究大会in 奈良

The 36th Japanese Academy of Sensory Integration Congress in Nara

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多様性を科学する
〜しかとあゆもう 感覚統合〜

この度、第36回日本感覚統合学会研究大会を11月3日、4日に紅葉の奈良で行なうこととなりました。人は、ひとりひとり、とても個性的な感覚統合の働きに支えられながら生きています。一方、人は、人とのつながりの中で『社会』で生きていく必要があります。人が社会に適応しようとするとき、『多様な個性』と『社会』との摩擦がどうしても生まれてしまいます。今、感覚統合理論を用いる者に求められることは、その人の個性的な感覚統合の働きをさらに豊かなものにしながら、その人が社会の中でどのように『あゆんでいくのか』を追求することだと思います。

本大会では、皆さまとともに、これらについて深く議論できましたら幸いです。そのために、大会では素晴らしい先生方に御登壇いただきます。

特別講演では脳科学者の池谷裕二先生に『脳の意味論』とのタイトルで脳科学の最新の知見をお話いただきます。感覚統合で大切にされる主体性や多様性といった人の行動と脳の情報処理過程との関連について深く、広く学べるのではないか、と考えています。

さらに本大会では4つの特別企画を設けました。

『人と関わることと感覚統合』について、小松則登先生にご講義いただきます。小松先生は個別セラピーの実践的な教室を全国で展開されており、今回は個別セラピーのリーズニングを中心にお話いただきます。個別セラピーは人と関わることの基盤であると考えています。人と関わることを支援しておられる方であれば、どのような職種の方でも、集団実践をされている方でも、小松先生の実践的なお話が必ず役に立つと考えています。 『読み書きと感覚統合』について、加藤寿宏先生にご講義いただきます。特別支援教育が始まって10年以上経過しましたが、読み書きと感覚統合療法との関係については、あまり認知されていないのが現状ではないでしょうか。読み書きと感覚統合の第一人者である加藤先生から多くの知見を学び、明日からのアセスメントと支援に活用できるのではないかと考えています。

『成人期の生活・仕事と感覚統合』について、岩永竜一郎先生にご講義いただきます。子どもは必ず大人になります。現在、乳幼児期、学童期の方の支援されている方にも是非ご参加いただきたいと考えています。今回のご講演を機会に感覚統合の視点が成人期の方への支援にも広がればと考えています。

『遊ぶことと感覚統合』について、太田篤志先生にご講義いただきます。私たちは、遊びの感覚特性については考えようとしますが、遊びの意味についてはあまり考えていないように思います。遊びのプロフェッショナル太田先生のお話は、現在子どもに関わっておられる方だけでなく、大人が遊びをとりいれながら、どのように人生を生きていくのかを考える上でも役に立つのではないかと考えています。

本大会では、すべての講演をお聞きいただけるように、プログラムを編成しております。すべての講演をお聞きいただいた後には、あなたの感覚統合に基づく支援の力が、あなたの人生を生きる力が、しかとあゆみはじめる、と自負しております。

感覚統合に関する演題発表では興味深い演題を多数お寄せいただきました。「万葉掲示板コーナー」では、感覚統合に関する情報をお気軽にご提供いただけるよう企画いたしました。機器展示では多くの業者様にご協力いただき、業者様によるプレゼンテーションも企画いたしました。今大会にご参加いただくことで、有用な情報をたくさん得ていただけると確信しております。

本大会会場であります奈良県文化会館の徒歩圏内には、世界遺産に登録された東大寺、興福寺、春日大社、奈良公園などの名刹が数多くあります。名刹の『刹』には『心柱』という意味があるそうです。あなたも感覚統合と奈良・万葉の心柱に触れてみませんか?

大会当日、奈良は紅葉シーズン真っ只中。さらに第70回正倉院展が開催され混雑が予想されます。宿泊予約はお早目に!

第36回 日本感覚統合学会研究大会

大会長宮﨑 義博

開催会場

奈良県文化会館

〒630-8213
奈良県奈良市登大路町6−2
(近鉄奈良駅より徒歩5分)

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事務局

第36回日本感覚統合学会研究大会事務局

〒636-0815
奈良県生駒郡三郷町勢野北4丁目13番1号
ハートランドしぎさん
子どもと大人の発達センター

第36回日本感覚統合学会研究大会事務局
伊藤 優

E-mail:nara.taikai.2018@gmail.com

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